Art communication = education × mucchu × artlife’s @design blog.

[小学校 図工科の授業] 対話・共創・繋がりを通して、社会変革(SDGs・IoT等)をみんなで考えるblog @話題提供

キャリア

「選択制のある授業」から生まれるクリエイティビティー

教える、育てるのは先生だけではない 「教えるのは、先生だけではない。」そんなタイトルを掲げると、仕事放棄ですか?と思われてしまうかも。笑 伝えたいことは、「先生という仕事の立ち位置を少しずらしてみる。」という話。 以前にも記載した「先生は、te…

VUCAへの挑戦 ② 街を学校にすること

GO!新時代! 例年にはない短い夏休みを終えて、図工科の授業が先週から再スタートです! 4月からの臨時休校により、15年間の教員生活での感覚や意識・信念などに大きな影響と衝撃があり、教員としてのマインドセットはもとより、人として"生きること"につい…

街を学校にすること① 〜 VUCAへの挑戦 〜

VUCA(ブーカ)への挑戦 関東も梅雨が明け、入道雲が映える本格的な夏がやってきた。 梅雨が長かったせいか、空を眺めると目が痛い。でもそんな痛さも心地よく感じられる。 世の中が落ち着かず、連日暗いニュース・暗い空に囲まれていては、いい発想も浮かば…

Artに境目はないということ。

ルネサンス期との戦い "レオナルド・ダ・ヴィンチ"からの"カメラの登場"。Artは終わり? いや違う。 辻堂在住のてっちゃんがくれたLINEに"オリラジあっちゃんのYouTube"が添付されていて「面白いよー。」と添えられていた。 動画をぽちり。そこから5時間(動…

悩みの質を上げること

人は生まれながらなの”メイカー”である。 改めまして、小学校教員で今年図工専科をしています"mucchu(むっちゅ)"です。 (*夢中に取り組んでほしいという願いを込めて合言葉にしています。) 授業時数のこともあってか・・まだ正式な授業を始められていませ…

学校って何だろう。

「決まっていること」からの脱却 勤務している小学校のホームページに特設ページを開設してもらうことができた。 「図工室より」・・・とても普通の名前。 でも!内容はSTEAM学習に近い活動を中心に取り上げていこうと思う。 (本当は「Art room」とか「〇〇…

Internet内は、society1.0から2.0へ?

さて、どこに合わせましょうか?笑 人はいっぱいいる。 「世界平和」は目指すものじゃない。なるものだろうな。 自分のプリンシパルとしてあるだけ。目指している!と、銘うつとそれに向かっている状態の自分に満足し、気づかぬうちに囚われてしまっていると…

「SDGs」を自分ごとにしていく③ 〜 十人十色の学び 〜

〜 十人十色の学びへ 〜学びの個別化 3月2日から続く休校措置。 昨日、北海道に戻られた大先輩ドンキーさんから電話があった。 3月のジビエ屋さん以来の絡みだったため嬉しかった。こちらが「お久しぶりです。」…すらをいう間もなく、「なぁ〜よ〜、なに…

「SDGs」 〜 18個目を考えるてみる② 〜

SDGs⑩:人や国の不平等をなくそう 〜 何をもって平等というか 〜 「半分こね。」それは平等を表現する代表的な言葉。 先日、我が家にポンデリングが1つあった。奥さんが娘とお買い物で買ってきてくれたらしい。 私に、とは言ってくれるものの、こういう時は…

“理想論”で止まってしまわないように

不器用でも、かっこ悪くても一歩を踏み出してみる 「あなたは何がしたい人ですか。」日々、自問自答している。 世界を平和にしていきたい。 そのために… ・自分が笑顔でいられる楽しいことをいつも考える。 ・一番身近な家族が笑顔で生活できるように、大切…

「みんな一緒」のわけがない。

娘よ。いてくれてありがとう。 「すべての人が、すべての人の自由を互いに認め合う。」(自由の相互承認) 先日、教育哲学者の苫野一徳さんが、デューイの話をもとに言っていた。 私は幼少の頃、何をするにも“一番になりたい“とか、”みんなよりも目立ちたい“…

“STAY × HOME” なぜ「家にいよう」じゃないのか

横文字なのは、きっと表現が多様になるからかな。 娘の"STAY × HOME"の"おむつチャレンジ" 大人が慎重に息を吹いて、なんとしてでも赤ちゃんにおむつを履かせようと試みているのに、隣で全力で吹く子がいて、おむつの紙があっという間に飛ぶ。笑って1度もお…

社会大変革と公教育

snow peak が大好きだ。 「人生に野遊びを」このフレーズを聞いたことはないだろうか。 outdoorブランド【snow peak】が掲げる理念の一つである。 society1.0は狩猟の時代であった。 小学6年生を担当することが多かったため、歴史の学習は自然と詳しくなり、…

世界平和を言葉で終わらせない 〜 人生という限られた時間でできることを考えてみる 〜

マジックワードになってはならない。 海や山が好きだ。いや、大好きだ。 眺めているだけで幸せをくれるから。 この景色や存在は決してなくなってはならない。 なくなったとき、世界は終焉を迎えてしまう気がする。 地球を食べ尽くしたから、次は月へ行こう。…

続 レッジョ・エミリア  〜 日本の教育現場に自分らしく取り込む 〜

小学生になる前までは"教科"という型に捉われることはない 娘が"ねるねるねるね"みたいのをやっていた。 「あっ、STEAMだ。」と思った。 "ねるねるねるね"が【着色料などの化学的な材料を使っていない。】ということを、ついこの間知った。 子どもの頃、魔女…

図工とレッジョ・エミリア 〜 思わず行動したくなる環境に 〜

ものからのメッセージ 小学生の頃からずっとバスケットボールを続けてきた。経験してきた中で、一番変化があった瞬間。 それは味方に「次のプレーへのメッセージを込めたパスをした瞬間」である。 どんなスポーツも、突然うまくはならない。それには練習とい…

小学校教員である前に、一ひとりの人間であること。そして親であること。

中途半端は0と同じ。 5年前、児童と卒業式の練習をしていて頭によぎった言葉だ。 中途半端にやっていることがあるのならば、きっぱりとやめてもっと自分にとって有効的なことに時間を使った方がいい。 時間は無限にはない。人の一生には限りがある。 大好き…

公教育と「社会」を繋げる

苺と飛行機雲と 玄関先で苺の苗を育てはじめた。きっかけはひょんなことでも3歳の娘にとっては、もはや大切な存在となっている。 快晴の空、雲ひとつなく薄い青の大きなキャンパスに一機の飛行船が雲を吐く。その自然体な風景を見上げながら思わず「平和な世…

日本の公教育にも「経済学を」

会社活動という名の「プチ経済学」 なんのために生まれて、何をして生きるのか、分からないまま終わる そんなのは嫌だ。(アンパンマンのオープニングはすごい歌詞ですね。笑) 人が本来大切にすべきことは、「人として何がしたいか。人として何ができるか。…