世界平和を言葉で終わらせない 〜 人生という限られた時間でできることを考えてみる 〜
マジックワードになってはならない。
海や山が好きだ。いや、大好きだ。
眺めているだけで幸せをくれるから。
この景色や存在は決してなくなってはならない。
なくなったとき、世界は終焉を迎えてしまう気がする。
地球を食べ尽くしたから、次は月へ行こう。そのあとは火星かな。宇宙に新しい星を作ってもいいなか。
そんな発想には絶対になってほしくない。
世の中で一番怖いのコロナでも、災害でもなく、「人の欲」になってしまうから。
「本当に貧しい人とは、どれだけ物を手に入れても満足しない人のことである。」ホセ・ムヒカ元大統領の言葉である。
目の前に広がる大きな海を眺めて、フランスパンをかじるだけでいい。
山の天辺まで登って、大きなおにぎりを頬張れればそれだけでいい。
おしゃれは金額が高ければいいわけじゃない。その人の個性にマッチしているのが最上のおしゃれだと思う。
今、コロナ騒動で連日ニュースを観ていると、自粛をされない方々の発言に心を痛めることがある。
地球に生きている人で、未来のことなんて自分にはどうでもいい…という発想の方がいたら、1人でも一緒に未来を考える仲間にしていきたい。
自分が生きる時代だけがよければそれでいい…と思っている方がいたら、過去から紡いできた人類の歴史の偉大さを共に噛みしめ、未来を語り合いたい。もしも、人間がこのまま地球を無視していれば、その現代の生活すらなくなり、紡いできた歴史も途絶えてしまうから。
紡いできた命は、そんなに軽いものではないはずだ。
前に「先生、人はなぜ人を殺してはいけないの?」と聞いてくれた子がいた。
「法律で決まっているから。」これは最低の答えだと思う。法とは"人の願い"。あくまでも、手法である。
その根底の心がそれをよくないとしたからできたものである。
私は「紡いできた命」について、その子とよく放課後に話をしたな。とてもいい時間だった。
…と、きれいな言葉を書き並べるだけでは意味がなく、自分がまず行動しなくては意味は生まれない。
前回の記載で…
○理想の世界観 = レッジョ・エミリアの環境設定・人の関わり方 × STEAM教育の教科融合 × イエナプラン教育のワールドオリエンテーション × 今までの経験・体験 × 理想 × ニーズ × 家族 × 仲間 × 環境 × 変化と挑戦 × あと何を足していけば
目指したい平和な世の中に近づいていくのかな?と思い続ける心 × …
この式に、終わりを作ってはだめ!と自分に言い聞かす。限られた時間の中で何ができるか考えていく。 @mucchuart
ということを書かせてもらったが、危なく手法に走りかけている自分に気づかせてくれた人がいる。
環境活動家の露木志奈さんだ。日本人で初めて、グリーンスクールを卒業し、高校生の年齢でブランド事業にも取り組む。
「行動力の源は?」という質問に対して「自分の幸せは、人が幸せなこと。だから、出会う人を幸せにしていくこと。」
「欲しいものは?」に対しては、「みんなの行動。具体的なものだと畑。」
この2問に対して発した言葉で、すでにこの方の思考の大きさに衝撃を受けた。久々に映像を前のめりで見てしまった。笑
そして何よりも、露木さん自身が行動していることの内容の素晴らしさは、もちろん言うまでもなかった。
露木さんの感性に触れ、本編は「レッジョ・エミリアと育児」を描く予定だったが、それよりもまず、もう一回自分の描く「世界平和」を具体化することを先にしようと、心に強く思った。
次世代に届けたい。 その願いが、自分の描く世界平和の源にあること
○世界平和を目指すのは何のためか?
・自分を犠牲にできますか。これは幸せをうまない。自分がまず整ってもいないのに人のことを考えても迷惑になるだけだ。
全力で誰かのため何かができるのは、自分がしっかりとそこに存在している価値を、自身で見出すことができて始めて人のために動くことができるのだと思うから。
人の幸せを願うことを具体化できるように、今自分がスキルアップや生活環境の変化、職の見直しに取り掛かっているのだな。と、自分なりに解釈することができた。
笑顔のバタフライ効果(笑顔が繋がり、世界の裏側まで笑わたい。サバンナの八木さんの「ブラジルの人、聞こえますかー?」あの芸は、世界を繋ぐすごい発想だと思う。)を発信できる人間になるため、出会う人やもの・ことへ愛情をもって接していきたい。
そして、それらでいっぱいになった地球は「未来の幸せ」を創り出せる唯一の材料を手にできるのだと思っている。
○そこに迎えるために具体的に行うことは何か?
・コロナウィルスの影響で、経済・環境・創造性(人の心)のバランスがいかに大切かが分かってきたと思う。
どれかに偏っては軋轢を生み、どれかが不足していると置いてけぼりを作ってしまう。
このバランスを取っていくことは、当たり前だが"1人ではできないな。"と思った。でも、この発想が本当に大切なのだと思った。
誰かと共創していくこと。そうしたことが輪を広げていく。
そして自分は、そのただの一員で、そこに自分が大切にしていること・取り組んでいることが派生し、共感し合う仲間と織りなす行動に"変化と挑戦"が生まれてくることを目指す。それの繰り返しを行うことが大切なのだと思う。
上記の3要素には、どこかにそれぞれプロがいるはず。そうした人たちと繋がり合うこと。刺激し合うこと。
そして目指していく世界についてを語り合い、行動し、未来を想像し、楽しく生活していこうと思った。
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
遠回りですが20年先がよくなっていくようなblogに成長していきたいと思っています。
人と人、人と環境を紡ぐblogを目指して。
次回 :「レッジョ・エミリアと育児」
次々回:「レッジョ・エミリア × Camp 」
記載予定(仮):「mucchuというタイトルへの願い」・【「自由」を得た後の選択肢】・「高司という男」
今度ともご愛読の程、よろしくお願い致します。
@mucchuart